乳児の移動行動をアラキドン酸がサポート

アラキドン酸は認知症予防に効果があるとして注目されるようになりました。
そのため、年配の人がとるべき栄養素のイメージが強く、そう思っている人も多いでしょう。
しかし、乳児にとっても必要不可欠なものであり母親も母乳のために摂取を心がける必要があります。

アラキドン酸は生後1歳までは自分の体内では合成することができません。
また、それ以降もほとんど体内では合成されないため外から栄養としての摂取が必要です。
そのため体外からの摂取が必要ですが、植物性のものには含まれず肉や魚や卵に含まれています。

最近では食生活が洋風化しているため、母親が栄養バランスのとれた食事をしていれば母乳にも必要な量が十分含まれるとされています。
ですから、無理なダイエットや菜食生活をしていなければ母乳できちんと子供にも送ってあげることができます。
粉ミルクの場合にはDHAは配合されていてもアラキドン酸が配合されていないものもあります。
DHAだけでは脳の発達を促すには不十分です。
赤ちゃんの発育のためにどちらも配合されているものを選んであげましょう。

アラキドン酸は乳児の発達には絶対に不可欠な栄養素です。
必要量の摂取ができないと身体の発達が遅れたり脳や神経の発達にも影響が出てしまいます。
そして、最近では自閉症や発達障害など脳の障害の症状軽減にも効果もあると言われるようになりました。
アラキドン酸を摂取すると脳の神経細胞が活発になることが研究で明らかになっています。

発達障害の子どもたちは脳神経が未発達な部分があります。
これらの部分を刺激することで行動に変化がみられ症状の軽減が起こると言われているのです。
まだまだ研究が進められている途中ですが、脳の神経細胞の生成を促す栄養素ですから効果が全くないとは言えないでしょう。
認知症同様に完治は難しいでしょうが、症状を軽減することには効果が期待できます。
過剰摂取でなければ体内で副作用が起こるものではありませんから是非必要量を毎日しっかり摂るようにしましょう。